猫と英語と

英語の勉強の事。猫の事。

猫は素晴らしい

子供のころから猫飼いに憧れ、ふとしたきっかけでお外猫をスカウトし、そのままの勢いで猫飼いになり、見事に拗らせて、猫の下僕となった私。

 

勿論、他の動物もかわいい!犬もウサギもモフモフしている動物は基本的に好きだ。最近はラッコのメイちゃんとキラちゃんに会いに行く事がやりたい事の筆頭に来る。

 

それでも、やっぱり、生活を共にしている猫は別格なのだ。猫とは本当に素晴らしい存在である。疲れ果てて帰宅して、洗濯しようとして洗面所におしっこを撒き散らかされていたのに気づき絶望したとしても、そうならないように私がしなければならなかったんだ、と思えるくらいには素晴らしい。まあ、さすがにその時は頭にきて、当たり散らさない自信がなかったため、片付けをざっくりした後、頭が冷えるまで夜の街を徘徊したが・・・・

 

そのイチ

まず素晴らしいのはその大きさだ。勿論、もっと大型な猫種もいるが、大体4キロから6キロが平均的なスタイルの大きさ。乳幼児サイズで、抱っこするにも、膝に座らせるにも、背中に乗られるにも、お腹に乗られるのも十分対応できる。寒いときや狭いところにいる時のちまっと纏まったコンパクトサイズの姿も、お腹を出して手足を伸ばして、でろーんと伸びきっているロングサイズの姿もそれぞれに赴きがある。

犬と大きく違うところは、身体の柔軟性だ。だら~んと身体の力を抜いてこちらに身を預けてくれた時は、猫は液体である事を実感できる。病院にお連れするときの捕獲時は、その柔軟性ゆえに捕まえる事に苦労もするのだが、だら~んと抱っこさせていただけると、ああ信頼してもらえているのだ、と下僕冥利に尽きるのである。

 

 

そのニ

そして、全身がもっふもふの毛皮に覆われている。これは本当に凄い。猫様の毛皮の状態は下僕が提供するご飯によって状態が変わる。プレミアムフードと呼ばれる多少お高いご飯を用意できると、毛はふわふわのつやっつやになり光り輝くのだ。またお口の状態を良い状態に維持することも大切だ。グルーミングによって、そのつややかな毛皮を維持される猫さまにとって、お口が痛い(口内炎がある)状態はよろしくない。そのため様々な口内ケアグッツが売られている。ま、口内ケアをやらせていただけるか、については別途猫様と下僕の戦い日々があるのではあるが(笑)

 

また、お水も重要である。常にお水が飲める環境を準備するのも大切だが、ウエットフードやスープが大切である。猫様も人間と同じく、食べ物に含まれる水分の方が吸収しやすいようだ。たまには、湯がいた鶏肉やお刺身やお魚を差し上げることも被毛を美しくする。ここら辺は内臓にダメージを与える可能性もあるので、少量である事が大事だ。猫様が食べてくれるのであれば、手作りご飯という方法もある。私も一時期挑戦していたが、ちょっと大変過ぎて、諦めた過去がある。

 

美しい猫様の毛皮を維持するために、下僕が出来るもう一つがブラッシングだ。大抵の猫様はブラッシングが大好きだ。猫様によっては、ある種の道具が嫌いな場合もあるが、その場合は下僕の手で十分だ。モフモフなでなで,わしわし、と余計な毛を指ですくように全身を撫でまわす。猫様にとっても下僕にとっても至福の時間である。

 

 

そのサン

表情があまりないと言われる猫様だが、お家猫でずっと人と生活している猫様はその限りではない。結構表情が変わる。ご機嫌で甘えてくるとき。真剣におもちゃに飛び掛かっていくとき。ご飯がおいしかったとき。期待していたのとは違うご飯が提供されたとき。甘えたくて人間を陥落させようと覗き込むとき。安心しきって気持ちよさそうにお昼寝をしているとき。様々な表情を見せてくれ、そのどれもが可愛いのである。また、鳴き方もその時々で表情豊かだ。保護猫あがり、お外あがりの子はあまり鳴かない子が多いと思うが、離乳時くらいから人に尽くされて育った子はいくつになっても、子猫のように鳴いて要求を伝えてくる。また、お外からスカウトした子でも、数年経つと鳴いて甘えてくるようになる場合もある。ちょっと遠慮がちに、でも気が付いて!という感じ満開で、小さく短く「んにゃ!」と言われてしまうと、何を置いておいても、ご要望をかなえてあげたくなるのである。

 

 

このように、私は完全に猫に篭絡されているので、猫を称える事象には事欠かないのである。もちろん、たま~~~に、頭にくることもあるけれど(笑)